改めて学ぶ疫学統計分析入門その1



研究デザインによる効果指標の使い分け

1. コホート研究(前向き・後ろ向き)

推奨される指標

理由


2. 症例対照研究

推奨される指標

理由


3. 横断研究

推奨される指標

理由


4. ランダム化比較試験(RCT)

推奨される指標

理由


各指標の特徴まとめ

指標
計算式
解釈
適した場面
リスク比(RR)
(曝露群の発生率)/(非曝露群の発生率)
相対的なリスクの増加・減少
コホート、RCT
オッズ比(OR)
(曝露群のオッズ)/(非曝露群のオッズ)
オッズの比較
症例対照、ロジスティック回帰
リスク差(RD)
(曝露群の発生率)-(非曝露群の発生率)
絶対的なリスクの差
コホート、RCT、公衆衛生評価

重要なポイント

  1. オッズ比とリスク比の関係
  2. リスク差の臨床的重要性
  3. 統計モデルとの関係

研究デザインに応じた適切な指標を選ぶことで、結果の解釈がより正確で臨床的に意味のあるものになります。