きむあきが選ぶ PTとDMにまつわる 興味しんしんエピソード

1. 糖尿病診療ガイドライン2024の画期的改訂

2024年5月に日本糖尿病学会が発表した『糖尿病診療ガイドライン2024』で、運動療法の章に「身体活動増加を可能にする社会実装」という新たな視点が追加されました 糖尿病診療GL改訂、運動療法では身体活動量の評価と増加に注目/日本糖尿病学会|医師向け医療ニュースはケアネット。これまでの「週150分以上の運動」という基準に加えて、週100分程度の運動でもHbA1cの低下効果が期待できるという新しいエビデンスが示され 糖尿病診療GL改訂、運動療法では身体活動量の評価と増加に注目/日本糖尿病学会|医師向け医療ニュースはケアネット、理学療法士として患者指導のハードルが下がった画期的な内容です。

2. 1型糖尿病スポーツ選手の躍進



Youtubeはここ

https://www.youtube.com/watch?v=Ym0v1L_ME3I

現在、世界中で1型糖尿病を持つトップアスリートが活躍中!スペインの名門「レアル マドリード」のスター選手「ナチョ」も1型糖尿病で、12歳で診断された時は「サッカーはあきらめなければならない」と言われましたが、専門医から「むしろ運動は非常に重要だ」と告げられ、サッカー人生が始まりました 増える1型糖尿病のプロスポーツ選手 レアル マドリードの選手も | ニュース | 糖尿病ネットワーク。また、メジャーリーグの「アトランタ ブレーブス」のアダム・デュバル選手は23歳で1型糖尿病と診断されながら、2021年には打点王を獲得し、ワールドシリーズ優勝に貢献 Dm-netDm-netしています。




https://www.youtube.com/watch?v=-i-ceXSItRs




ナチョは現在 サウジのチームに移籍しています!移籍金 34億とのこと!


https://yubokumin.amebaownd.com/posts/4611583/

さらに注目すべきは、1型糖尿病の人だけで構成されたバスケットボールチーム「デフィート ダイアベティーズ(糖尿病に打ち克つ)」が、プロとアマチュア関係なく参加できる大会に出場している 【世界糖尿病デー】糖尿病とともに生きるスポーツ選手が世界で活躍 糖尿病の壁を打ち破る | ニュース | 糖尿病ネットワークことです!

歴史的にインパクトのある事例(1921年)

「トロントの奇跡」- 死の病から希望の光へ

1921年7月30日、カナダのフレデリック・バンティング(外科医)とチャールズ・ベスト(医学生)が膵臓抽出物を糖尿病の犬に投与したところ、血糖値が200mg/dLから110mg/dLまで劇的に低下 MsfHiroshima-uしました。これが歴史的な「インスリン発見」の瞬間です。

**最も感動的なのは人への初適用です。**14歳のレオナルド・トンプソン少年は重症の糖尿病で体重35kgしかありませんでしたが、1922年1月23日にコリップが調製したインスリンの投与により、血糖値が520mg/dLから120mg/dLまで低下し、尿糖もほとんど消失 MsfHiroshima-uしました。

インスリン発見前の1型糖尿病は「飢餓療法」しかなく、患者は「ミイラのような痛々しい肉体となり死を待つだけの恐ろしい病気」でした 【動画】インスリン発見から100年 たった1ドルで特許を手放した医学者、その思いを実現させるには | 活動ニュース | 国境なき医師団が、インスリンにより「やせ細った患者の体は瑞々しい肉体を取り戻すことが出来た」のです。


理学療法への影響

この発見により、1型糖尿病患者への運動療法が可能となり、現在では「1型糖尿病でありながらアスリートとして活躍するようなケースは稀であり、それが実現された場合、症例報告として発表されたり、マスコミで大きく取り上げられる時代が続いていた。しかしそのような時代は終わりを告げようとしている」 1型糖尿病のアスリート インスリン発見から100年目に開催される東京五輪に向けて | スポーツ栄養Web【一般社団法人日本スポーツ栄養協会(SNDJ)公式情報サイト】と言われるほど、糖尿病と運動の関係は革命的に変化しています。

感動的なのは、バンティングが「糖尿病に苦しむ世界中の人びとのために使ってほしい」として、インスリンの特許をわずか1ドルでトロント大学に売却したこと。まさに患者のための医学の精神ですね!