Kimuakilabo 木村朗研究室

群馬パース大学大学院保健科学研究科 博士後期生体機能学 /身体活動学&accessibility教室
 / リハビリテーション学部 理学療法学科
Kimurakilabo in Graduate school of Health Sciences, Gunma Paz University, JAPAN

〒370-0006 群馬県高崎市問屋町1-7-1 群馬パース大学木村研究室 a-kimura@paz.ac.jp


How should you move your body to maintain a healthy life?
It's a simple question, but we can't give you a one-size-fits-all answer right away.
Currently, we are independently developing better Exercise and Physical Activity regimens and ways to utilize ICT and IoT.

Kimuakilabo in Gunma Paz University. Graduate School of Health Sciences   since2010
更新日2024.4.07

 研究室のミッション Our Mission    





 
生涯教育/大学院/学部・ 教育研究資料関連ページ--->
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研究室の目指すところ


How much should we move our bodies to maintain good health? While it seems like a straightforward question, it doesn't have a one-size-fits-all answer. While the concepts of health and physical activity might seem clear-cut, scientifically defining them can be challenging. Typically, natural science research seeks to understand the true nature of things by analyzing, dissecting, and interpreting measurable and reproducible data. In our lab, we're striving to develop physical activities and assistive technologies that foster "comfortable emotional states," which have historically been tough to reproduce consistently

To better understand the link between health (and well-being) and physical activity, we are undertaking research, educational initiatives, and practical activities to support data-driven community health behaviors. Our approach integrates epidemiology, information technology, and physical therapy techniques. The goal is to unearth patterns that consider both human and environmental factors. Ultimately, our studies aspire to contribute to theories that provide insights beneficial not only in healthcare but also in enhancing societal productivity.

Currently, our methods are inspired by the development and validation of ICT, IoT, and AI Cloud in the realm of movement therapy and physical stimulation techniques. We envision a world where individuals can move freely, be aware of their health, feel a sense of accomplishment, and lead fulfilling lives. A society where those with disabilities can achieve their dreams with minimal effort and independence, and where everyone's rights to do so are upheld and guaranteed


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研究室で取り組んでいる課題

身体活動学実践研究手法の開発>AI骨格推定 PESEK

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公衆衛生と理学療法の複合要因影響研究領域の学術誌

学会誌 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjphpt/-char/ja

  JSPHPT日本公衆衛生理学療法研究会


学会開催のお知らせ>こちら
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 ICCEF-Japan
 国際環境複合要因学会-
  日本支部


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私たちの研究スタイル

身体活動疫学および人間健康情報学 ウェアラブル生体センシングによるデータを健康の視点から活用するためのモデルを構築し、社会実装に向けたAI and IOTを理学療法での活用、公衆衛生活動での活用、情報アクセシビリティへでの活用、リハビリテーションに利活用し、人のQOL向上を目指します。

参考文献;
身体活動学入門はこちら

実践身体活動学はこちら


疫学入門書の共同執筆はこちら



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PIPAデータの蓄積事業への協力
肢位強度法身体活動推定法で測定した方は、こちらのデータベースにて、データの蓄積にご協力願います。
PIPAデータベース
>データの登録はこちら




研究活動・成果の公開 健康情報など

 1.健康に関する課題の発見
 2.人間らしさの弱さと強さに起因する要因を見極めた課題解決
 3.よりよく生きるために役立つ知恵と人間特性の仕組みを明かにすること

 フィールド保健学研究を実施
 健康課題は、健康寿命の延伸を目指し、具体的には誰もが楽に過ごせる心身の獲得を目指し、血管の硬さの改善を主なアウトカムとした身体活動支援のためのIT・IOT・健康教育を利用した統合的健康支援方法の開発を行います。

 研究室の教育内容としては、基本的な研究方法の習得に加え、ITおよびICT、機械学習の技術を活用し、調査データの収集方法の開発、因果探索・因果推論技法の開発、感覚代行のための通電技術のソフト面の開発ができるようになるための講座を開催しています。



現在
 

フィールドを 高崎市・前橋市・嬬恋村・草津町・沖縄県に有し、精力的に研究を実施しています。


2022年より開始した嬬恋村のキャベツ農家のみなさんを主な対象とした健康づくり支援活動が本格的に始まりました。JA嬬恋、嬬恋村の後援をいただいて、血管の働きを健康に保つことを軸に、生産性を向上しながら農とともに生活する人の健康を守っていきます。

 
本活動の紹介はこちら



2024年の国際学会は以下の予定です。

EAS2024 リヨン (仏)
ADA84th オーランド(フロリダ)(米国)


過去の対外活動報告


2023年はコロナの流行が収まったことからようやく以前の対面学会が再開されての国際学会での発表を行いました。

ACRM2023(100回記念学会)
WP2023 ドバイ 
EAS2023 マンハイム 


公衆衛生研究関係の活動


2023年  日本理学療法教育学会 大宮
2023年 10月 日本公衆衛生学会発表 つくば
2024年  2月 日本疫学会研究発表 大津
2024年  2月 日本公衆衛生理学療法学会 高崎




 現在研究を推進するための研究室にある主なツールなど


 研究室として 大学院後期博士過程における生体機能と身体活動に関する医療科学・保健科学のツールとしてPWV・ABI×NPFES×身体活動×健康リテラシー×情報学×人間工学×運動学・動作学×行動経済学×疫学研究研究デザインと新しい統計分析技術を掲げこれらの知識と技術を生かして、私たちが取り組むべきニッチな健康課題に大学院生およびOBOG一同取り組みます.


2023年3月 TOKYO,JAPANにて (第85回情報処理学会、アクセサビリティ部門,電気通信大学)
動的な視空間情報を通電信号によって人が視覚によらず通電信号で知覚するための通電周波数に関するパイロット研究について発表しました.この研究の一部は情報処理学会のプロシーディングスにて発刊されました.



 2022年11月 BOSTON,USAにて American Public Health Association Aging Section Nabuo Maeda Global Health Award Honorable Mention 受賞しました.




 これまで長寿地域で寿命の延伸と健康寿命の延伸は比例すると考えられてきましたが、ライフスタイルが強制的に変更を余儀なくされた沖縄県では早くから寿命の延伸と健康寿命が一致しない例が見られました。そのライフスタイルの変更がどの世代から出現するのかを、現地でのインタビューや身体機能測定を実施し、緻密な数理モデルで計算することで実証しました。


2022年11月CHICAGO,USAにて 99th ACRM にて研究発表しました.

沖縄県大宜味村での超高齢者の身体活動量とADLの自立期間についてコホート研究の中間解析の結果を発表しました。




失明者における奥域知覚のための情報の信号化に関する研究(科研C)に着手しました。
 
 人工知能による理学療法士の徒手を用いた治療技術の精度判定に関する研究を開始。
 脳卒中サバイバーにおけるNeuroproprosthetics技術の開発を開始しました。
 Northwestern University Dr.Alex と共同研究に着手しました。

 EAS2021にて沖縄県大宜味村の超高齢者のパフォーマンスと血管硬度に関する研究の成果を発表しました。
 WP2021にて日本の郊外在住の高齢視覚障害者の自己健康づくり支援に関する研究を発表しました

  身体活動と寿命研究 2015- 

沖縄長寿地域における人間特性の解明

康余命推定の身体活動特性数理モデルの研究
 >私たちは 2015年より準備し、2016年から沖縄県で健康長寿者の現地調査を行っています。
 故松崎俊久先生(旧東京都老人総合研究所-琉球大)、平良先生、故宮城先生方が1980年代から集めたデータ、琉球大学の先生方が集めた データ資産を更に生かし、世界が注目する健康長寿の秘密を探っています。2020年10月22日   
ACRM INGよりポスターアワードを受賞しました。

>>研究の概要(ACRM POSTER AWARDS受賞発表内容)はこちら

公開(詳細はタイトルをクリックしてください)

科研研究
 2024年‐2027年

失明者が通電信号で衝突事故を回避する際に発生する脳波位相同期現象の研究



2021年‐2023年

失明者が対人距離を認識するための通電覚の信号化に関する研究

科研研究 失明者が対人距離を認識するためへのリンクの通電覚の信号化に関する研究

失明者の自己健康づくり支援 転落事故予防へのIOT応用研究

>>研究の成果 科研概要はここ
 失明した方が安心して安全に暮らせる社会は、認知機能の低下した人や、その家族の皆さん、地域社会全体の気持ちを善い方向に保ちます。情報技術の進歩を生かして、保健科学の立場で環境と個体の要因を結びつけて、安全を獲得する方策を探ります。

2017-2019年
2017年度より科研による研究に着手しました。この研究は終了しました。(新しい課題に取り組んでいきます)

失明者の移動時の危険回避動作を促す通電アラートの複合評価


2012年度(終了2015年)科研による研究の成果

活動・休養・睡眠の調整が及ぼす脳血管障害後片麻痺者の血管機能悪化予防効果の検証 KAKENHI-PROJECT

持期の片麻痺者の血管機能維持に及ぼす睡眠時体動時間の影響

平成24年度から取り組んでいる研究で興味深い発見が得られています。

 高齢片麻痺者の血管機能において血管機能の劣化に対する休養・睡眠・活動の影響は、8週間以内では出現しません。
 しかし、自立歩行可能な片麻痺者では身体活動および急用時間、睡眠時間の割合の違いは時間比率で見て10%の範囲である場合、
8週間を経過しても有意な低下は認められませんでしたが、睡眠時のある睡眠深度における体動時間と血管機能の関連性が認められました。
しかも、睡眠時体動は睡眠時間の多寡より強い影響があることが示されました。 更に解析を進め、血圧や血糖値の変動と較べた影響についても調べて行きます。

この研究の一部は、2014年10月 トロントで行われた米国リハビリテーション医学会、11月 日本公衆衛生学会で、発表しました。

この研究は文部科学研究助成金 課題研究(C24593523の助成を受けて行われました。
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kimuakiアットnifty.comまで